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福井県大野市春日3丁目18-9(〒912-0053) TEL/0779-66-5650 FAX/0779-66-5681 E-mail:yokota@to.mitene.or.jp
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春先になると、弊社に、ハウスメーカ・住宅専門の工務店から土地探しの依頼が増えます。
「〇〇小学校・△△中学校校区で土地ありませんか?」との問い合わせや、熱心な営業マンは、宅地になりそうな空き地を探しに、直接弊社へ訪問されることもあります。
 本音を言うと、弊社または他不動産会社の分譲地・仲介物件以外の土地を探されても、うまく話が進むことは稀で、話が進んだとしても、時間と労力がかかることが常です。

 
 
 
 なぜ時間と労力がかかるのか、というと、今現在売り土地となっていない土地は、
①所有者が売るつもりがない。
②なんらかの理由で空き地である。
③敷地境界が不明瞭で手が出せない。
④農地法の縛りや税金の関係から宅地にできない。
など様々な理由で、空き地となっているからです。

 
 
 
 
 
 
 
 若い世代の住宅建築をされるならば、苦労して既存の住宅街の土地を手に入れるより、私のお勧めは、断然!分譲地です。分譲地は言い換えれば「新しい町内会」のようなものです。同じ世代の人たちが家を建て、子供を育てています。
 同世代であれば考え方やセンスが合いやすく、付き合い方が楽だと思いませんか?
 既にできているコミュニティーに入るのでなく、今から新たに集った者同士でコミュニティーを形成していくのです。分譲地に集う人たちはみなさん「はじめまして〇〇です」が基本です。都会から戻られたシニア世代も若者とおなじ立場となります。

と、ここまでは不動産会社社員としての私の見解です。

 このように分譲地をお勧めしておきながら、私個人の話をすると、実は間逆なのです。
 昨年の11月中旬より、妻と二人でお城のふもとの中古住宅の借家に住んでいます。周りのご近所さんは、定年を過ぎられた方や商売をされているお家がほとんどで、世代としては60代以上の方が大半です。私は大野で生まれ育ったため、ご近所づきあいはこれまでと変わらず自然なものですが、私の妻は新潟から来ているため、大野の慣習や言葉、保守的な考えに馴染めず戸惑うこともあるようです。例えば、今年は雪が多いので、きちんと雪かきをしないと、ご近所に怒られないかと心配する・・・、というような具合です。そんな妻も、大雪の時にご近所さんから雪かきの仕方を教えてもらったり、車が雪にはまった時に助けてもらったりということがきっかけで、だんだんと町内の皆さんに馴染んできているようです。

 分譲地で新しいコミュニティーを作っていくのも、また既存のコミュニティーに入っていくのもそれぞれに楽しみがあるものです。
 
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